新型の制御弁「CVシリーズ」

CVシリーズの機能

1、新型制御弁「CV」は、電気信号を使用せず、空気圧信号で切り替えが可能なエアパイロット弁である。 従来各メーカーから市販されている制御弁は、「図1の中央」の様に ON/OFFの切換動作の途中では1(P)、2(B)、3(R2)、4(A)、5(R1) の5カ所のポート(空気の出入り口)が同時に接続する瞬間が有る。この状態では空気入口から入った空気圧は、排気口から大気中に漏れてしまうが、通常の使用方法では5カ所のポートが同時に接続される時間は0.1秒以下の短い時間であり問題はない。しかし、全空制御方式では空気圧信号をスピードコントローラー(通称スピコンと言う)で絞って作動時間を延ばし、タイマーとして使用するために、制御弁の切り替え時間は極端に長くなる。このように長時間に設定されると、図1の中央」5カ所のポートが同時に接続され、制御弁の空気の入口である1(P)ポートから排気口である 3(R2) と 5(R1) に大量の空気が連続的に排気され、制御回路の空気圧が低下して、回路の動きは停止してしまう事がある。
CVシリーズの機能 図1
今回開発した「CV制御弁」は 1種類で「5ポート弁、自己保持、タイマーの機能」 を持っている他にスナップ動作機能(ゆっくり圧力が上昇する空気圧信号でも瞬時に制御弁を切り替える機能)を持っているので、5カ所のポートが同時に長時間接続される可能性が低く全空制御に不慣れな人でも回路を組み立て易いという特徴がある。この制御弁は5ポート弁のみ用意されている。 理由は5ポート弁としてシリンダーを動かしたり、2(B)、4(A)、の2つの出力ポートを利用してフリップフロップ回路に利用できる。3ポート弁として使用したい場合は、2(B) ポートにプラグをするだけで N/C(常時閉)、 4(A) ポートにプラグをすれば N/O(常時開)の3ポート弁として使用可能である。私は、使用する制御弁の数が少ない制御回路に3ポート弁と5ポート弁が混在する場合は、意識して5ポート弁のポートにプラグを使用してN/C又はN/Oの3ポート弁として使用する。理由は、将来制御弁にトラブルが起きた場合にも、1種類の制御弁を用意しておくだけでどの制御弁のトラブルにも容易に対応できるからである。 このためにメンテナンス用の制御弁の在庫は1個だけでもメンテナンスが出来ると共に、 メンテナンス時間も短縮できるのでトータルコストを下げられると考えている。
【注1: 制御弁と発振回路は、特許申請済みですが、 アルプスエアの制御弁を使って下さる場合で、アルプスエアと敵対する製品でない場合、この特許の使用を許諾致します。(お問い合わせください)】
【注2: 発振回路は連続使用をしないでください。 1分間毎に30%以下の稼働率としてください。】

新型の制御弁の応用

新しい全空制御弁「CVシリーズ」は外観は、「写真1」の様で、パイロットポート(パイロット空気の入り口)が1カ所の単動型「A1]と、2カ所の複動型「A2]が有る。 
 (パイロットポートは→の部分)

パイロットポートをは側面に設けたが、他の部分は一般的な空気圧作動弁と変わりがない。
(基本構造の特許申請済)

発振回路としての使用

パイロットポートが2カ所の複動型「A2]制御弁は、少しの外付け部品を組み付ける事により「写真2」バルブ 1個だけで制御弁を連続的に発振(自動的にONとOFFの繰返し)させる事が可能である。
発振の起動停止は、1(P)ポートの空気圧をON/OFFするだけで良い。回路図は 「図2の③」をバイブレーションバルブとして「特許申請済」
CVシリーズの機能 図1
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